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将棋と囲碁どちらがいい?~私が囲碁を選んだ5つの理由~

囲碁か将棋か!新たな趣味決めで迷った私が
囲碁を選んだ5つの理由を紹介します!

 

 

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①意外とルールが簡単だった

将棋と囲碁を始める上で、どちらの方が簡単にルールを覚えられるかは気になるところでした。
イメージでは、将棋は簡単だけど、囲碁は難しい!
ところが実際にやってみると囲碁はそこまで難しくなかったのです。

将棋の目的ははっきりとしています。「敵の王を取ること」です。
このゴールに向かって様々な駒を動かしていくわけですが、覚えるべきは駒の動かし方のみ。
イメージ通り将棋は簡単に始めることができました。

では、難しそうなイメージの囲碁はどうでしょうか?
実は、囲碁のルールは意外と簡単だったのです。
囲碁の目的は「敵よりも多くの陣地を囲うこと」だけです。簡単でしょ!?
そこに「石とり合戦」の要素も加わるため少し複雑にはなるのですが、覚えるべきルールは石の取り方やコウというルールのみ!
将棋が成り駒を合わせると14ものコマの動かし方を憶えなければならないことを考えると、囲碁のルールは意外と少ないのです。

とはいえ、囲碁入門者にとって障壁があるのも事実です。
一つは盤が広すぎること。どこへ打てばよいか分からないうえ、一局打つのに一時間はかかってしまいます。
二つ目は、囲碁を打てる人が周りに見つかりにくいことです。対局できなければ上達もできませんよね?
ところが、この2つの難点を解消できるスマホアプリが登場したのです。

play.google.com

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このアプリは9×9マスと13×13マスという小さな盤でゲームを行うため、盤が広すぎて困ることもありません。また、一局にかかる時間は短くて5分、長くても15分ほど。通勤電車などのちょっとした時間に囲碁を打つことができてしまいます。
ユーザー数も充実しています。常時数十人の人々が相手を探しているため、自分の実力に合った相手をマッチングしてくれます。もしいない場合でもBOTが対戦相手をつとめてくれるため、相手がいないことを気にする必要もありません!


囲碁を始めるハードルは以前に比べ格段に下がっているのです!

②定石を憶えなくても上手くなれた!


次に、将棋と囲碁の上達法についてです。

将棋で上達をするためにはある程度の定跡を暗記する必要があります。
定番の戦法とそれに対する対策(定跡)を知っていなければ、強い相手に勝てるようにはなりません。
また、詰将棋を解いて相手の王を追い詰めるための理論的な思考力を鍛えることも必須になってくるでしょう。
私は定跡を中々憶えることができなかったため、将棋は挫折してしまいました・・・

一方で囲碁は、ある程度のレベルまではとにかく実践を繰り返すことで上達ができてしまいます!
特に定石
を覚える必要もなかったため、暗記が苦手な私にとってはありがたい・・・
さらなる上達のためには定石を憶えて詰碁をこなす必要もありますが、囲碁の世界にどっぷりとハマった後だったので苦になりませんでした!

③世界中に愛好家がいる

次に競技人口です。日本にいると将棋を指せる人の方が多く思えますが、世界規模でみると実は囲碁の競技人口の方が圧倒的に多いのです。


【日本国内】 

将棋=約700万人  

囲碁=約250万人 ⇒ 将棋が多い

【世界全体】 

将棋=約700万人  

囲碁=約5000万人 ⇒ 囲碁が圧倒!

将棋は日本国内では圧倒的な人気をほこるため、国内の競技人口は多い一方で、日本でしか普及していないため世界全体では競技人口が少なめです。
一方の囲碁は、日本での競技人口は将棋に劣りますが、東アジアの国々や、最近では欧米の競技人口も増えているため、世界規模でみると競技人口が圧倒的に多いのです。


ネット碁などを使って世界の人と対局できる今の世の中であれば、囲碁で世界中の人々と交流することが可能ということですね!


ちなみに私は囲碁のネット対戦で中国や韓国人はもちろん、ロシア人の友人もできましたし、海外旅行に行った際に現地の碁会所へ行って碁を楽しむという新たな旅行スタイルもできるようになりました。
海外でも探してみると意外なほど碁会所は多い!
(大都市には一つ二つは絶対にあるほど)
言葉が分からなくても楽しめるコミュニケーションツールとしても囲碁はとても優秀です!

 

④自由度がMAX!

将棋と囲碁ではその自由度が異なります。
将棋はよく使われる戦法が決まっており盤も9×9で狭いため、特に序盤は似たような展開になることが多くあります。

そんな将棋に比べ、囲碁は圧倒的に「自由」です。
19×19マスのどこに打ってもよい、定番の戦法があまりないといった特徴があるため、打ち手の感性や感覚が重視されます。
ちなみに囲碁の局面のパターン数は10の360乗通りとも言われており、これは宇宙全体の星の数よりもはるかに多い数です。
同じような局面は2度とないと言って良いような自由さ、奥深さが囲碁の最大の魅力です。

⑤囲碁は経済の勉強にもなる!?


最後の理由は、大隈重信のこんな言葉からです。
「将棋は戦いである、囲碁は経済である」
なんだそれ?とハテナが浮かぶ言葉ですが、囲碁は正に経済なのです。
将棋は「相手の王を取り、敵を降参させること」
が最終目標です。
しかし、囲碁にその考えは通用しません。
囲碁の陣取り
合戦で重要なのは、「ここの陣地はあげるから、他の陣地をちょうだい」という「Give and take 」の精神なのです。
これを守らずに強引に陣地を取ろうとすると、多くの味方の石が取られてしまい、逆に自分が損をしてしまいます。
現実の経済だって自分だけ利益を得ようとすれば結局損をしてしましますよね?

さらに、多くの大学で論理的思考力の育成のために囲碁の授業が取り入れられています。

www.sankei.com趣味として囲碁を楽しみ、ついでに論理的志向も高められれば一石二鳥ですね!

私が選んだのは・・・囲碁!!

ここまで、将棋とを比較して、囲碁の魅力を紹介してきました。
私はどちらもしばらくやってみた結果、囲碁を選びましたが、みなさんはどちらを選びますか!?

みなさんもぜひ挑戦をしてみてください!!!