ジェイソン＝ムラーズのおすすめアルバム！【ファン歴10年が選ぶ】

 I'm Yoursで有名なグラミー賞受賞アーティスト、ジェイソン＝ムラーズ（Jason Mraz）のおすすめアルバムを、ファン歴10年以上のジェイソンファンが紹介します！

こんにちは、ジョおです。
私は、2006年に【ココロデキクウタ】という洋楽のオムニバスアルバムでYou and both Iという曲を聞いて以来、ジェイソン＝ムラーズの大ファンです。

今日は、そんな10年以上のファン歴を活かして、ジェイソン＝ムラーズのアルバムの一押しおすすめアルバムを3枚紹介します！
どのアルバムから聴けばよいか迷っている方はぜひご覧ください！

おすすめアルバム①【We Sing. We Dance. We Steal Things】

まずは全米で170万枚以上を売り上げたジェイソン最大のヒット作、
【We sing.We Dance.We Steal Things】です。
ジェイソン初心者で、「さてどのアルバムを買おう？」と悩んでいる方は、とりあえずこれをぽちっちゃいましょう！

We Sing. We Dance. We Steal Things

 

 魅力①代表曲I'm Yours収録！

このアルバムには彼の代表曲、I'm Yoursが収録されています。
日本でもCMで流れたりお店で流れたりと、どこかで一度は耳にしたことがあるはず、というほどの有名曲ですよね！
サーフ系のゆるーいイントロと、心地よい歌声に癒されること間違いなし！
このほかにもColbie Caillatとデュエットしたこれまた人気曲、Luckyが収録されているなど、初めての方でもとっつきやすいアルバムになっています。

I'm Yoursの個人的聴きどころ
曲の最終盤、アウトロに入っていくときのアドリブが個人的な注目ポイント！
なんかゆるいのにめちゃくちゃかっこいい！！！
「アーイムよーおおーおおーおおーざーーー　ぷらぱぷんぱぽうぇい」

これ！言葉で見ると「なんのこっちゃ」ですが、聴けば一発で分かります！
ぜひ聴いてみてください！

魅力②ここでしか聴けないコラボ！

このアルバムでジェイソンの歌声を引き立てているのがパーカッションとコーラスで参加をしているトカ＝リベラです。（下の動画左の怪しいおじさん）

www.youtube.com

トカのコーラスとジェイソンの歌声の相性はバツグン！！
ジェイソンはアルバムごとにコラボ相手を変えるのですが、海外ファンからも「この2人を上回るコラボはない！」という声が多数でるほど！

ジェイソンのアルバムの中でも、この二人のコラボを聴けるのは【We sing.We Dance.We Steal Things】だけです！

魅力③I'mYoursだけじゃない！独自の世界観が垣間見える歌詞

I'm Yoursなどお気楽な曲のイメージが強いジェイソンですが、幼少期に両親が離婚をしてしまうなど、実は結構な苦労人。
そんな経験から生み出された独自の世界観も彼の魅力のひとつです。

そしてこのアルバムにはジェイソン独自の哲学が垣間見える深い歌詞の曲もいくつか収録されています。
そのうちの一曲がLove For A Childです。

What about taking this empty cup and filling it up
With a little bit more of innocence I haven't had enough
その空のコップを,僕には足りなかった、あと少しの無邪気さで満たしてみよう

It's probably because when you're young
It's okay to be easily ignored
みんな小さな頃は、空気のように扱われるものなんだ。
I like to believe it was all about love for a child
僕は信じたい。それは全て、小さな僕への愛ゆえだったって。

（独自訳につき、間違っていたらごめんなさい・・・）

無邪気な少年時代を過ごせなかったジェイソンの悲しみがひしひしと伝わってくる歌詞ですよね。

キャッチーな曲だけではなく、こんな内面に深く踏み込んだ曲が収録されているのも、このアルバムのおすすめポイントです。

 他にもおすすめポイントはたくさんありますが、文字数が多くなってしまうので次に行きます！

おすすめアルバム②【Mr A-Z】

とにかく、キャッチーでリズミカル、遊び心に溢れた曲が多いのが【Mr Ａ−Ｚ】です。【We sing.We Dance.We Steal Things】を聴いて、I'm yoursが気に入った方は、次にこのアルバムをどうぞ！

Mr A-Z

 魅力①言葉遊びがすごい！

ジェイソンの曲は軽快なテンポに載せたラップ調の詞が特徴的です。
韻の踏み方も上手く、言葉遊びもたくさん取り入れられています。

【Mr.A-Z】はそんな軽快で言葉遊びの多いジェイソンの特徴が最もよく出たアルバムでしょう。
そもそもアルバム名からして言葉遊び！
アルファベットの五十音順を表すA−Zは、言葉のリズムをノリに変えるジェイソンにピッタリのネーミングです。
そして【Mr. A-Z】…むらーず！ジェイソン＝ムラーズが隠れているという、なんというおしゃれ！

さらに、Wordplay（言葉遊び）という題名の曲も収録されています。

Wordplayの個人的聴きどころ　

I've been all around the world
I've been a new sensation
But it doesn't really matter
In this generation
The sophomore slump is an uphill battle
And someone said that in my scene

この歌詞を冒頭のわずか10秒で歌いきります。どうなってんの滑舌。
ただ、韻がきれいなので、セカセカした感じはなく、とっても心地よい！
あまりにもかっこいい曲なので私はよくカラオケでこの曲に挑戦しますが、あっという間に玉砕します・・・舌がまわらない・・・

 他にも名曲Life is wonderfulや、地味に何度も聴いちゃうMr.Curiosity、曲の冒頭に微かに聴こえる「ギター（小声）」の声が異様にセクシーなPlease don't tell herなどなど、おすすめポイントは盛りだくさんです！

おすすめアルバム③【Love Is a Four Letter Word】

最後に紹介するのが、【Love is a four letter word】です。
こちらはノリの良いアルバムではありません。むしろ地味！
初期のころのラップ調やI'm yoursのような曲を期待しているとがっかりするかもしれません…

ではなぜそんなアルバムをお勧めしたいか！
それは、変なアレンジがなく、シンプルな演奏でジェイソンの世界観や歌声を存分に味わえるからです！
個人的には大好きなアルバムですが、どちらかと言えばコアなファン向けかもしれません。

【We sing.We Dance.We Steal Things】の中で紹介した、Love for a childの歌詞にぐっときた！という方にはおすすめです！

Love Is a Four Letter Word: Deluxe Edition

魅力①必聴の名曲I won't give up

このアルバムにはあの人気海外ドラマ、グリーでも歌われたラブソング、I won't give upも収録されています。

I won't give up on us
Even if the skies get rough
I'm giving you all my love
I'm still looking up
Still looking up.

僕は二人のことを諦めない

どんなに荒れた空模様だろうと

精一杯の気持ちを君に届けたいんだ

僕は下なんか向かない、ずっと前を向いているよ

歌詞の通り失恋の曲ですが、注目は素敵なメロディーとジェイソンの声の伸びやかさ！ゴテゴテしたアレンジのないシンプルな演奏がまた曲の良さを引き立てます。

海外のファンからは「シンプルすぎて物足りない！」という声もあるようですが、ジェイソンの歌声や世界観を引き立たせるにはこれくらいがちょうどよいのです！

I won't give upの個人的聴きどころ

この曲の本領発揮は、コーラスと合わさった時です。
ぜひこちらの演奏を聴いてみてください！

www.youtube.comハモリの美しさ！そして何より、みなが楽しそうに歌っているのが印象的です。
自分も混ざりたい・・・

番外編ライブアルバム【Jason Mraz's Beautiful Mess - Live on Earth】

最後に番外編です。
ジェイソンはライブでの歌のうまさが半端ではなく、CDよりもはるかに良い演奏を聴かせてくれることもしばしば。
彼の本当の魅力はライブにある！ということで、最後にライブアルバムである
【Jason Mraz's Beautiful Mess - Live on Earth】を紹介します。
私自身、一番好きなアルバムを挙げろと言われたら、これを選ぶかもしれません！

ジェイソン・ムラーズのビューティフル・メス~ライヴ・オン・アース

演奏はシカゴで行ったライブを収録したものですが、ギターにパーカッションにコーラスなどかなりシンプル。
それでも観客はどんどん盛り上がっていくので、アルバムを聴いているだけで自分もその場にいるような気分に浸れます。

個人的一押しは、A beautiful messという曲です。
壮大なラブバラード(歌詞もすてき！)なのですが、全楽曲の中でジェイソンの歌唱力が一番引き立つのはこの曲だと思います。
特に終盤のロングトーンは圧巻！
「here we are ,here we are ,here we are here we are」
とhere we are を繰り返しているだけなのに観客総立ちです。
音楽プレーヤーの再生回数を見てみたら、私はこの曲だけで気づいたらすでに百回以上聴いていました。
いや、でも何回聞いても鳥肌ものなんです！

まとめ～素敵なアルバムと出会えますように！～

今回紹介した3つの他にも、素敵なアルバムはまだまだあります！
みなさんもぜひ彼の曲を聴いてみてください！